長田区お住まいの方必見!!屋根塗装・板金工事・葺き替え工事についての正しい施工方法と材質の確認方法!

既存スレート瓦→板金工事(カバー工法 スーパーガルテクト仕様)

長田区の戸建住宅 屋根塗装・板金工事・葺き替え工事の注意点

こんにちは、まごころ塗想代表の濱本です

今回の工事コラムは、まごころ塗想が創業以来地元であるこの「長田区」を中心に地域密着塗装店として施工をさせていただいた【実績と経験と地域柄の特徴】をもとに考えました

長田区へお住まいの方への塗装工事の有益な情報を発信いたします!

屋根外壁塗装工事をご検討中の方はご参考にしていただき、あなた様の大切なお家の状況と照らし合わせてみてください♪

屋根工事の施工方法(改修仕様)

  • 屋根塗装工事
  • 屋根板金工事(カバー工法)
  • 屋根葺き替え工事
  • 長田区戸建住宅の屋根材質の特徴・施工方法の検討の仕方

屋根塗装工事(スレート瓦編 施工手順)

STEP

高圧洗浄

※コケ汚れや蓄積されたホコリ汚れを綺麗に洗い落とします

STEP

下塗り(密着材シーラー・プライマー)

※高圧洗浄により素地丸出しとなったスレート瓦に塗料をたっぷりと吸わせるように塗装していく塗料の吸込みが激しい場合、下塗りを2回、3回と塗布する必要がある

STEP

縁切りタスペーサー設置

※既存スレート瓦の反り返りや劣化が激しい場合は、縁切りのみの施工も検討

反り返りや劣化が激しいスレート瓦にタスペーサーを設置してしまうとひび割れ等を誘発させてしまう可能性があるため

STEP

中塗り

※仕上げ塗り1回目 ムラなく膜厚を意識しながら塗装していく

STEP

上塗り

※仕上げ塗り2回目 再度同じ色を塗り重ねるため塗り残しがないように塗装していく

タスペーサーを設置しない場合は上塗り完了後にスレート瓦の重なり部分を一枚一枚縁切りをおこない、毛細管現象の発生を防ぐ必要があります

STEP

施工完了

屋根板金工事(スレート瓦編 カバー工法 施工手順)

STEP

既存棟板金の撤去

※棟押さえ板金を貫板含め綺麗に撤去します

STEP

アスファルトルーフィングシート設置

※防水・透湿機能を持ち合わせた防水シートをシワなく綺麗に張り重ねていきます

STEP

改修用唐草板金やケラバ板金の設置

STEP

本体施工(スーパーガルテクト仕様)

STEP

貫板・棟板金設置・各所雨仕舞(シーリング補修)

STEP

施工完了

屋根葺き替え工事(スレート瓦編 施工手順)

STEP

既存棟板金及びスレート瓦の撤去

※完全撤去後、アスファルトルーフィングシートを設置する期間までに雨が降ってしまうと雨漏りに繋がるため素早く安全に撤去します

既存スレート瓦がアスベスト含有の場合、廃棄物処理費が大幅に上がります

事前に既存スレート瓦がアスベスト含有なのかノンアスベストスレート瓦なのかの有無の調査が必要です

調査が不十分な場合、追加費用を大幅に請求される場合があるため工事業者とお客様でのトラブルが発生してしまう可能性があります。要注意です!!

STEP

コンパネ設置

※木材加工でできた木の板を全面に張り合わせ下地を綺麗に整えアスファルトルーフィングシート及び新設スレート瓦を綺麗に張り重ねれるようにします

STEP

アスファルトルーフィングシート設置

※防水・透湿機能を持ち合わせた防水シートをシワなく綺麗に張り重ねていきます

STEP

改修用唐草板金やケラバ板金の設置

STEP

本体施工(新設スレート瓦 コロニアルクァッド仕様)

STEP

貫板・棟板金設置・各所雨仕舞(シーリング補修)

STEP

施工完了

長田区戸建住宅の屋根材質の特徴・施工方法の検討の仕方

上記の施工方法は、全ての屋根に対応できるわけではなく

特に、一番人気であり+コストの低い工事が可能な【屋根塗装工事】

「劣化状況・材質」によっては、塗装不可な場合があります。

特にこの長田区では地域柄の特徴上【材質】の不良から塗装NG!!ということが多々あります。

まごころ塗想ご依頼のお客様をデータに私が思う分析を含めお話させていただきます。

塗装NG!ノンアスベストスレート瓦 材質

  • クボタ(現ケイミュ):コロニアルNEO 【製造年:2001年~現在製造中止】
  • ニチハ:パミール 【製造年:1996年~2008年程】
  • クボタ(現ケイミュ):グリシェイドNEO 【製造年:2001年~現在製造中止】
  • 積水屋根:セキスイU瓦 【製造年:1990年~2007年程】
  • クボタ(現ケイミュ):レサス 【1999年~2006年程】
  • クボタ(現ケイミュ):アーバニーグラッサ 【2001年~2005年程】
  • クボタ(現ケイミュ):ザルフグラッサ 【1997年~2006年程】

上記の代表的なノンアスベストスレート瓦が製造初期時代に作られ世に流通した屋根材のため

非常に耐久性が脆く「割れや・欠け・捲れ」を発生させるため塗装不可(推奨できない)パターンとなります。

なぜ長田区ではこの初期のノンアスベストスレート瓦が使用されている事が多いかと申し上げますと

ズバリ!!阪神淡路大震災が起きてから復興するまでの歳月が

ノンアスベストスレート瓦の製造年及び流通年が重なるからです。

長田区では1995年1月17日に阪神淡路大震災が起き、長田区はその中でも被害が甚大だったとお聞きします

震災後は、街の復興のために沢山の建物は、解体され

新しく戸建住宅・マンション・ビルなどが建設されていきました。

その建設時期とノンアスベストスレート瓦の流通時期が大体一緒の方は

屋根に【ノンアスベストスレート瓦】が使用されている可能性が高いです。

※この情報は、長田区を中心に戸建住宅の塗装工事に沢山携わらせていただいたまごころ塗想独自の見解です

ですので、阪神淡路大震災後1995年以降~2007年の間にお家を建てられた方が

現在、2024年(築年数20年以上程)経過し屋根外壁塗装工事のご検討時期に入り

まごころ塗想へご依頼いただき現地調査の際に発覚する事実となります。

この見解は、沢山の現地調査を重ねていくたびに発覚し

「なぜ?長田区のお家の屋根はこんなにもノンアスベストスレート瓦が多いのか」という疑問から私が調べていきたどり着いた答えとなりますがわたくし自身、この情報はかなり信憑性の高い情報だと確信しております。

なのでコラムとして発信させていただいております!!

ノンアスベストスレート瓦の特徴は「割れ・欠け・捲れ」はもちろんのことですが

一見見た目では劣化状況が分かりにくく、塗装で可能じゃないの?と思ってしまうことです

↑ノンアスベストスレート瓦【コロニアルNEO】

見た目では、色あせやコケ汚れはありますが塗装で可能かと一瞬思いますよね

材質はノンアスベストスレート瓦のため、塗装不可となります。

↑こちらはノンアスベストスレート瓦(アーバニーグラッサ)

このように見た目で惑わされ塗装すれば綺麗に長持ちしますよ♪という業者様は、知識不足・確認不足で間違いありません。

まごころ塗想をご依頼お客様の大半は相見積もりをされます。

その際に、2社は屋根塗装ご提案でまごころ塗想だけが屋根塗装不可のため、板金工事(カバー工法)や葺き替え工事を推奨させていただき

そこで初めてお客様自身も屋根の材質についてご理解いただくことも多々あります。

この調査は、図面の仕様書や目視での形状確認で80%くらいの確率でノンアスベストスレート瓦かの有無を断定できますので

是非、ご自身のお家のスレート瓦の材質確認をしてみてください。

ノンアスベストスレート瓦と発覚したときの施工方法

  • ノンアスベストスレート瓦とご認識の上 屋根塗装をおこなう
  • 板金工事(カバー工法)及び葺き替え工事で施工
  • 屋根工事をおこなわない

ノンアスベストスレート瓦とご認識の上、屋根塗装をおこなう場合の注意点として

【塗装が無駄になる可能性】【施工後の不具合】【保証が発行されない】

この三つが注意点として考えないといけません

塗装が無駄になる・施工後の不具合に関しては、ご説明の通り

ノンアスベストスレート瓦は、脆く・ひび割れ・捲れ・欠けが発生しやすいため

塗装後、不具合が発生しせっかく綺麗にした屋根が台無しになることもしばしあります。

保証については、各社様で考え方や保証条件が違うと思いますが

まごころ塗想では、ノンアスベストスレート瓦への塗装工事は、不具合に繋がる可能性が高いため

ノンアスベストスレート瓦と断定した場合、塗装工事への保証発行は対象外となります。

※板金工事(カバー工法)や葺き替え工事の場合、保証発行

・板金工事(カバー工法)・葺き替え工事での施工

工事業者としては、やはり一番安心できる施工の板金工事(カバー工法)か葺き替え工事がオススメとなります。

塗装工事より、丈夫になり綺麗になりますし保証発行も可能となるためオススメの施工方法となります。

ですが、デメリットとして屋根塗装工事に比べて大幅にコストが上がり予算オーバーすることも多々あり、お客様を悩ませる種の一つとなります。

昨今では、建築資材の高騰により金物や既製品の値上げが激しく私たちも苦しいご提案になることが多いですね。

コストは上がりますが安心して今後を過ごしていただく上では、一番の施工方法となります。

・屋根工事をおこなわない

この選択は、予算都合も合わず苦肉の策となりますので

工事業者としては、推奨できませんがお客様のご意見を大切にさせていただく場合などは

やむを得ず施工なしという場合もひとつ方法ですね。

最後に

長々とお読みいただきありがとうございました。

何が申し上げたいかといいますと

屋根工事(塗装工事・板金工事・葺き替え工事)の選択は、しっかりと見解とお客様の今後のライフプランなどをもとに施工方法を選ばないといけないということです。

もちろん外壁塗装工事も同様ですが

外壁以上に注意すべきなのは【屋根】です。

このコラムを読んでいただいた皆様には、塗装工事の失敗を必ず無くしていただきたいと思っています。

専門業者である私が経験と調査のうえ導き出した答えとなりますので自信がある内容となります。

内容的には長田区の方のみ対象のような記載ですが神戸市全域で言えるでしょう

是非ともより良い塗装工事を実現するための材料としてみてくださいね♪

直接聞きたい方は、是非ともお問い合わせください!!

現地調査報告書・見積書完全無料!!ちょっとした相談電話無料です!(笑)

この私(濱本)がお悩みを解決しますよ♪

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